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【webflowでハンバーガーメニュー】アニメーションで作ろう!

2022
12
8
アニメーション

ハンバーガーメニューをアニメーションで実装する方法をご紹介します。Lottieというアニメーションライブラリを使用することで、手軽にアニメーションが実装出来ます。目指すアニメーション内容は、「三」メニュークリックでハンバーガーメニューが開き、「×」をクリックするとハンバーガーメニューが閉じるようにします。

Lottie Animationとは

webflow塾 Lottieアニメーションとは

LottieはAirbnbが開発したAndroid、iOS、Web、Windows用アニメーションライブラリです。Lottieの特長は以下の通りとなります。

・アニメーションが容易に実装できる
・ファイルサイズが動画に比べ格段に軽い
・拡大縮小が自由自在に可能

webflowはLottieを利用できる環境が整っているため、アニメーション利用時にはLottieを利用することをお勧めします。今回のハンバーガーメニューアニメーションもLottieを使って行います。

自作のアニメーションを実装したい場合、拡張プラグインBodymovinを使用すればAdobe After Effectsで作成したアニメーションをjsonとしてエクスポートして実装可能です。AfterEffectsでのアニメーション実装は別の機会にご紹介します。

LottieFilesの利用方法

webflow塾 LottieFilesの利用方法

LottieFilesとは、様々なLottieアニメーションを無料でダウンロードして使用できるサイトです。LottieFilesからLottieアニメーションファイルをダウンロードする方法をご紹介します。

会員登録
webflow塾 LottieFiles会員登録の方法

LottieFilesを利用するためには会員登録をする必要が有ります。会員登録はLottieFilesトップページのSignUpGetStartedのどちらかから行います。名前、メールアドレス、パスワード入力後、Create accountからアカウントを作成します。

weflow塾 LottieFiles会員登録の仕方

右上にアイコンが有れば会員登録完了です!基本的に無料で利用可能ですが、有料版にはクオリティの高いアニメーションファイルを利用することが可能です。まずは、無料で利用してみて有料の価値があると判断すればプランを切り替えてみるのも良いでしょう。

アニメーションファイル検索
webflow塾 Lottieアニメーションファイル検索

アニメーションファイルの探し方の一例をご紹介します。DiscoverからFree Ready-to-use Animationsを選択。もしくはSearch for animationsから検索ワードを入力して探す方法です。ただし、海外サイトのため、検索ワードは英語です。

weflow塾 LottieFilesアニメーション検索

試しに検索ワード「humburger menu」で検索してみました。上画像のようにハンバーガーメニューのアニメーションファイルが見つかりました。これらから自分好みのファイルを編集したりダウンロードが可能です。

アニメーション編集
weflow塾 アニメーションファイル編集

好みのファイルをクリックすると、編集画面が表示されます。上部にはプレビュー画面、赤枠の下部で簡易編集が可能です。

Animation Speed
アニメーションの速度を変更できます。
Background Color
背景色を変更できます。
Color Palette
アニメーションを構成する要素の色を簡易的に変更できます。
Edit Layer Colors
アニメーションを構成する要素の色を詳細に変更できます。

ダウンロード
webflow塾 LottieFilesダウンロード方法

好みのファイルをクリックし、右上のDownloadを選択します。いくつかの保存形式が有りますが、一番上部のLottie JSONを保存します。

webflowでLottieアニメーション設定

webflow塾 Lottileアニメーション設定

LottieFilesで入手したJSONファイルをwebflowで設置してみます。まずはAssetsにJSONファイルをアップロードします。

webflow塾 Lottie Animation設定

Add Elements > Media > Lottie Animationから入手したJSONファイルを設置します。ナビゲーションバーにハンバーガーメニューを設定する方法はこちら。

アニメーション設定
webflow塾 Lottieアニメーション設定
①Navigator > Lottie Animation選択
アニメーションの起点となるエレメントを選択します。
②Interactionsアイコン選択
アニメーション設定は全てここから行います。今回はハンバーガーメニューを起点としてアニメーションするため、Element triggerの方を選択します。
③Element trigger「+」選択 > Mouse click選択
どのイベントを起点にアニメーションを起こすか選択します。今回はハンバーガーメニューのクリックイベントを起点としているため、Mouse clickを選択します。
webflow塾 Lottieアニメーション設定
Mouse click選択後、Action設定を行います。
①On 1st click
1回目クリック時のアニメーション設定を行います。今回の場合、ハンバーガーメニューが「三」から「×」になる設定を行うことが目標です。
①On 2nd click
2回目クリック時のアニメーション設定を行います。今回の場合、ハンバーガーメニューが「×」から「三」になる設定を行うことが目標です。
On 1st click(1回目クリック)アニメーション設定
wbflow塾 ハンバーガーメニューアニメーション設定

1回目のクリックでは、「三」(ハンバーガーメニュー)が「×」になる動作を設定します。

①「+」ボタンからLottie選択
ハンバーガーメニューを選択した状態であることを確認してから「+」ボタンを押してください。
②Lottie0% > Set as initial state選択
Lottieアニメーションは初期状態を設定しないと、自動的にアニメーションを開始してしまう仕様のため設定する必要が有ります。初期状態0%からスタートすることを設定する必要が有ります。
③「+」ボタンからLottie選択
実際にハンバーガーメニューを押した後の処理をここから追加していきます。
④Durationを任意に設定
動作秒数の時間を意味します。具体的には、ハンバーガーメニューをクリックした後のアニメーション秒数を設定します。仮に1S(秒)に設定してみます。
⑤Lottieの%設定
一番下部の%設定はアニメーションの完了を100%としたとき、どこまでアニメーションさせるか設定することが出来ます。今回のケースは「×」になるまでとなり、仮に50%に設定します。これは取得したJSONファイルによって異なります。
⑥Saveで設定保存
右上のSaveボタンで保存します。これで1回目のクリックの設定が完了です。
On 2nd click(2回目クリック)アニメーション設定

2回目のクリックでは、「×」が「三」(ハンバーガーメニュー)に戻る動作を設定します。

①「+」ボタンからLottie選択
ハンバーガーメニューを選択した状態であることを確認してから「+」ボタンを押してください。
②Lottieを0%に設定
「×」から「三」(ハンバーガーメニュー)に戻すアニメーションを設定する必要が有ります。つまりLottieを0%に戻せばアニメーションも戻るアニメーションになります。
③Saveで設定保存
右上のSaveボタンで保存します。これで2回目のクリックの設定が完了です。
アニメーション動作確認

プレビュー画面より実際にハンバーガーメニューをクリックしてみてください。1回目のクリックで「×」、2回目のクリックで「三」(ハンバーガーメニュー)に戻る動作をしていればOKです!ただし、これでは実際のメニューが開かれていませんよね?次回はハンバーガーメニューからフルスクリーンメニューが登場する方法をご紹介します。