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【webflowでフルスクリーン】アニメーションを作ろう!

2022
12
15
アニメーション

ボタンクリックやマウスホバーなど何かしらのイベント発生時にスクリーンがアニメーションで出現するスクリーンアニメーションの作成方法や、webflowにおける各デバイス毎のフルスクリーン設定方法を一緒にご紹介します。

これまでレスポンシブデザイン対応のナビゲーションバーを作成し、アニメーション対応のハンバーガーメニューを作成の仕方をご紹介してきました。この回では、ハンバーガーメニューを押した後に登場するスクリーンアニメーションについても説明します。

フルスクリーンを配置

フルスクリーンとはディスプレイ表示領域いっぱいにスクリーンを表示させることです。【webflowでハンバーガーメニュー】ゼロから作成!よりナビゲーションメニューを作成した状態でフルスクリーンを設置します。

webflow塾 フルスクリーン設置
①Div Block設置
・Add Elements > Basic > Div Blockから配置します
・Div Blockのclass名を変更(例:Test Screenmenu)
②Div Blockの大きさをデバイスの大きさに合わせる
横幅100vw、縦幅100vhにするとPC、タブレット、スマフォサイズぴったりになります
③Absolute > Fixed レイアウト設定
スクリーン位置を固定します。固定する理由はハンバーガーメニューをどこで押しても必ず表示するようにするためです。
④レイヤー設定
レイヤーとは、それぞれのエレメントの階層を意味します。基本的にはBodyから階層が積み重なっていきます。レイヤーはz-indexで定めます。数値が高いほど、上に積み重なります。レイヤーは、Body < 今回作ったスクリーン < ナビゲーションバーの順に重ねていきます。よって、z-indexをスクリーン=1,ナビゲーションバー=10と仮に設定すればOKです。
webflow塾 フルスクリーン配置
⑤Background Color(背景色)設定
アニメーション設定を分かりやすくするために、スクリーンおよびナビゲーションバーに背景色を設定します。

スクリーンアニメーション設定

ボタンクリックやマウスホバーなど何かしらのイベント発生時にスクリーンが登場するスクリーンアニメーションを設定します。【webflowでハンバーガーメニュー】アニメーションで作ろう!で設定したinteractionの中に、スクリーンアニメーション設定を行います。

開くスクリーンアニメーション(クリック1回目)
weblow塾 スクリーンアニメーション設定
①アニメーション起点のエレメントを選択
アニメーション起点のエレメントとは、イベント(マウスホバーやマウスクリック、スクロールなど)でアニメーションが開始するエレメントの事です。今回はハンバーガーメニューを押した後にフルスクリーンがアニメーションすることを目指しているため、アニメーション起点のエレメントはハンバーガーメニューという事になります。また、雷のようなマークがエレメントの右にあるため(Element has an interaction)それを目安にしてもOKです。
②Interactions > On 1st click ハンバーガーメニューイベントを選択
ハンバーガメニューを1回目にクリックするアニメーション設定画面を開きます。
webflow塾 スクリーンアニメーション設定
③Navigator > フルスクリーンエレメントを選択
いよいよフルスクリーンにアニメーション効果を入れるための準備です。
④Actionsの初期化位置をクリック > MOVE選択
現状フルスクリーンは完全に見えている状態のため、初期化で見えない位置まで移動させる必要が有ります。
⑤MOVE > Y軸初期設定
MOVEの位置Yを-100VHに設定します。Y軸に1スクリーン分の長さ、マイナス方向にずらすことを意味しています。すると、先ほどまで有ったフルスクリーンがいなくなっていることが分かるはずです。
webflow塾 スクリーンアニメーション設定
⑥Actions > 0:00 > MOVE選択
0秒から開始するアニメーション設定を行います。
⑦MOVE > Y軸初期設定
MOVEの位置Yを0VHに設定します。※0に数値を設定するのみでは単位がPX(ピクセル)のため注意が必要です。必ず単位をVHにしてください。
⑧動作チェック
ここまで設定してフルスクリーンアニメーションが登場するまでの設定は完了しました。Saveをした状態で是非動作チェックしてみてください。
閉じるスクリーンアニメーション(クリック2回目)
webflow塾 スクリーンアニメーション設定
クリック1回目のアニメーション設定と同様に下記の事前準備を行います。
・アニメーション起点のエレメントを選択
・Interactions > On 2nd click ハンバーガーメニューイベントを選択
①Actions > 0:00 > MOVE選択
0秒から開始するアニメーション設定を行います。
②MOVE > Y軸初期設定
MOVEの位置Yを-100VHに設定します。※-100に数値を設定するのみでは単位がPX(ピクセル)のため注意が必要です。必ず単位をVHにしてください。
③動作チェック
これでフルスクリーンアニメーションの設定は全て完了しました。Saveをした状態で1回目クリック、2回目クリックを是非お試し下さい。
アニメーション動作チェック
webflow塾 アニメーション動作チェック

作成したアニメーションを実際に動かしてみます。プレビュー画面にして、ハンバーガーメニューをクリックするとフルスクリーンがアニメーションで現れます。2回目クリックするとフルスクリーンが閉じます。現在はスクリーンの中身が何もありませんので、次のステップでコンテンツを入れてみましょう。

フルスクリーン内にコンテンツ配置

フルスクリーンアニメーションを作成することが出来ました。まだ、スクリーン内にコンテンツが無い為、好きなコンテンツを入れてみましょう。

webflow塾 スクリーン内コンテンツ配置
画面中央に画像を配置してみよう!
①Layout設定
Dislay、Align、Justifyを画像のように選択すると、フルスクリーンDiv Block内の中央に配置されるようになります。垂直や水平方向に対して中央揃いにする設定です。
②画像配置
Add Elemmentsより画像を選択し配置します。画像は何の画像でも良いです。
フルスクリーンアニメーションにコンテンツを入れた例
ハンバーガーメニュー例【グランピング場】

グランピング場参考サイト

ハンバーガーメニュー例【工務店】

工務店参考サイト

フルスクリーンアニメーションは無事作成出来ましたでしょうか?ハンバーガーメニュー関連から派生してご紹介してきましたが、WEBサイト制作ではよく使う場面も多いかと思いますので是非ご活用ください。アニメーション設定も思った以上に簡単に出来ると感じていただいた方、webflowはまだまだ奥深く設定が可能ですので今後ともwebflowでより良いサイト構築を目指してください。