WEBサイトを公開する目的は認知・WEB集客に他なりません。よってSEO対策はWEB集客をする上で最も重要な要素です。ただ一つ気になる点が有ります。それはノーコードツールにおけるSEO対策は可能なのかということです。本記事では基本的なSEO対策の項目に沿って、webflowでSEO対策の設定方法を紹介していきます。
titleタグは検索時に表示されるタイトル文字列のことを指します。メタディスクリプションはWEBサイト内容を簡潔に記した文章で、titleタグの下部に表示されるものを指します。この内容によってクリック率に大きく影響を及ぼす為、なるべく検索に適合した文章を設定することが大事です。
Altタグとは、画像内容を検索エンジンに伝える役割を持っています。検索エンジンは画像内容の詳細を把握出来ないため、Altタグからその画像の内容を設定することが出来ます。Altタグを設定することで、検索エンジンに何の情報であるかを伝えることが出来るため、大きくSEOを高めることが出来ます。
ユーザーが画像を検索する際に、画像検索の上位に表示させるか否かはAltタグ設定をしているか否かで大きく違ってきます。また、何らかの原因でWEBサイトが正常に読み込まれなかった際に、Altタグで設定した内容が元々画像があった部分に表示されるため、ユーザーにとって親切なサイトになります。結果、ユーザビリティ向上によるWEBサイト評価が上がります。
GoogleのSEO評価の一つとして、WEBサイトの読み込み速度が挙げられます。読み込み速度が早ければ早いほど高評価、低いほど低評価となります。
Assetsの右上の歯車から個々の画像データをご確認下さい。画像が読み込み速度に影響を及ぼすかどうかをwebflowが判断した場合、Very Largeと表示されます。Very Largeと表示されている画像は、画像を圧縮する、画像をリサイズするなどして画像データ自体を軽くすることを心がけてください。
WEBサイト内の画像などコンテンツが表示までの時間、ボタンクリックなどの処理時間となります。一般論としてサイトの読み込み速度が遅い場合、ユーザーはイライラするためサイトの中身を確認する前に離脱することも考えられます。それらを総合してWEBサイトにアクセスしたら素早く表示され、ボタン等のイベントレスポンスも早いサイト構成をめざしましょう。
404エラーページとは、存在しないURLへアクセスした際のページです。例えば、自社WEBサイトのドメイン以下URLに誤りがあった場合に表示します。設定でページURLを変更したり、ページ自体を削除したりした場合にアクセスしたユーザーに告知します。以下の方法で404エラーページのSEO効果を高めましょう。
404エラーページはページ>Utility Pagesの欄に404を選択し、通常のページ作成と同様に制作します。
「あなたがアクセスしようとしたページは削除、もしくはURLが変更されています」の謝罪文と共に、サイトトップページのリンクを入れると親切です。ユーザーは、もともと何かしらの情報を探して貴社サイトへ訪問しようとしてきた訳ですから、貴社サイトのトップページや人気ページのリンクを貼ってあげるとそのリンクをクリックしてくれる確率は高まります。
OGPとはOpen Graph Settingsの略です。これを設定することで、SNSにシェアした際に、タイトルや説明文、サムネイル文を表示することが出来ます。titleタグやメタディスクリプション設定と同様に、どのような見た目で表示されるかイメージ出来ます。このお手軽さがwebflowでSEOを設定する最大のメリットと言えるかと思います。
SEO Settingsの下にスクロールすると、Open Graph Settingsが有ります。下記①〜③の設定をすることでSNSシェアで自動的に表示されます。
Assetsにサムネイルにしたい画像をアップロードします。画像を選択し、右上のリンクボタン(赤く囲んだ部分)をクリックし、それをOpen Graph Image URLにペーストすればOKです。
一般的なSEO対策を紹介しましたが、如何でしょうか?ノーコードのデメリットは何も感じなかったはずです。むしろ、通常のWEBサイト制作で必要なSEO対策は、あらゆるところにコードを記述する必要があったため、その手間を考えたらwebflowのメリットの方が勝ると感じる人も多いはずです。